ベルトコンベヤーを次々と流れる樹脂製の自動車部品。製造ラインのそばでは、発光ダイオード(LED)が一つ一つを照らしだし、解像度の高いカメラが撮影していく。キズがあるなどの不良品がないか、瞬時に見極める人工知能(AI)を使った品質検査システムだ。
手掛けるのは、愛知県豊橋市のスタートアップ「テクムズ」。樹脂製やゴム製の自動車部品、航空機部品などを生産するラインで、わずか〇・〇一ミリのキズも見逃さない。
撮影された画像データは、AIを搭載したパソコンに送られ、わずか〇・二秒で解析される。AIは、正常な部品と異常のある部品のサンプル画像を取り込んで「学習」済み。キズだけでなく、塗装工程などで付いた直径〇・一ミリの細かなごみも見つけ出す。
サンプル画像と照らし合わせ、検査した部品を正常な部品、不良品、不良品かどうか判別できない部品の三つに分け、正常な部品以外はラインから取り除く。判別できない部品は、検査員が目視で確認する。その結果もAIに学習させ、判別の精度を日々高めていく。これにより、大幅な検査業務の効率化が可能になる。
「AIに学習させるサンプル画像の数が、二十枚からでも可能」と、鈴木孝...
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