パリ近郊で16日に起きた教員殺害テロ事件で、フランス紙ルモンドなどは19日、容疑者(18)=警官が射殺=が犯行当日、被害者のサミュエル・パティさん(47)が勤める中学校前で生徒に金を渡し、どの人物がパティさんか教えてもらっていたと伝えた。捜査当局は19日までに中学生4人を拘束し、事情聴取した。
フランス北西部エブルーに住んでいたアブドゥラフ・アンゾロフ容疑者は数百ユーロ(数万円)を用意し、金は複数の生徒に渡ったとされる。教えた生徒はテロが行われるとは思わなかったようだ。
パティさんは10月初めの表現の自由に関する授業で、週刊紙シャルリエブドが掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を生徒に見せた。パティさんに教わる女子生徒の父親がパティさんを非難する動画をインターネットに投稿し、アンゾロフ容疑者が話を知ったとみられる。
ニュース専門テレビBFMによると、容疑者は犯行前、SNSを通じてこの父親に接触し、パティさんの情報を得ようとしたとされる。(共同)
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