任天堂は10月5日、特別番組「【スマブラSP】最後のスペシャル番組」を放送。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の最後の追加ファイターとして、『キングダム ハーツ』シリーズのソラの参戦を発表した。そして、この番組放送前から放送中、そして放送後も、Twitterで響き続ける言葉があった。「ThankYouSakurai」という、感謝の想いである。
「ThankYouSakurai」は、その言葉のとおり、『スマブラ』の生みの親であり、『スマブラSP』ディレクターを務める桜井政博氏への感謝の思いを伝える言葉だ。同氏は初代にはじまり、極めて長い期間『スマブラ』シリーズに携わり続けてきた。ファンの期待や任天堂からの期待を背負いながら、ほかに類を見ないほど大きな規模のオールスターゲームと向き合ってきた。同氏は、クリエイターとしての充実感を見せながらも、たびたびその重圧について触れ、苦しみながら開発に携わっていることも漏らしてきた。そんな『スマブラ』の顔であるクリエイターに、世界中からあたたかい言葉が寄せられている。
大きなきっかけとなったのは『ゼルダの伝説』ファンサイトZelda Universeの呼びかけ。最後のファイター発表を前にして、どんなキャラが参戦したとしても、言うべきことは「ThankYouSakurai」だけだとツイートした。高まり続ける最後のファイターへの期待に呼応しつつ、どんなことがあっても、桜井政博氏への感謝は変わらないと強調したわけだ。
このツイートに 共鳴し、全世界でハッシュタグ「#ThankYouSakura」が使われ始めた。放送前から英語圏でトレンドに入りつつあったこのワードは、放送終了後にはTwitterの“全世界トレンド”にて、「Sora」と「スマブラ」に次ぐ3位にランクインした(trends24)。「キングダムハーツ」をも上回るつぶやき数である。桜井氏を労る声、桜井氏を“イジる”ジョーク、そして、感謝の気持ちから、「ThankYouSakurai」の言葉が全世界であふれている。いま桜井氏への感謝を通じて、世界がひとつになっているのだ。
この声援は、長い時が経っても楽しく遊べる『スマブラ』のゲームとしての魅力と、桜井氏が放送で見せる実直な人柄が築き上げた、世界のファンからの信頼と愛の証といえるだろう。もちろん、『スマブラSP』を作り、届け続けたのは桜井氏だけではない。ファンの夢を叶え続けた、チーム全体が受けるべき称賛である。そうしたスタッフたちへの感謝として、その代表である桜井氏にむけて「ThankYouSakurai」という言葉が贈られ続けているのかもしれない。
『スマブラSP』ラストファイターのソラは、10月19日配信予定だ。配信されるその日まで、そしてその後も、桜井氏含む開発チームへの感謝の声が、全世界で響き渡り続けることだろう。
からの記事と詳細 ( 『スマブラSP』桜井政博氏に感謝を伝える「#ThankYouSakurai」ハッシュタグが、“全世界トレンド”で3位入りし花開く。世界から寄せられるありがとう - AUTOMATON )
https://ift.tt/3DclNeU
エンタメ
No comments:
Post a Comment